今年度の東海学園大学武市ゼミでの授業も無事任務が完了しましたので、撮影・制作の詳細をまとめてみました。
早いもので東海学園大学武市ゼミでの制作授業も今年度で5年目となります。
今回は4月~9月までの半年間武市ゼミにお招き頂き、これまでで一番長く携わる事が出来たので、4年生の皆さんには制作のノウハウをじっくり学んで頂けたのではないかと思います。
4年生は炎天下での撮影も大変でしたが、映像編集作業では何度も何度も編集のやり直しをさせ、一から全部作り直しを指示した部分もあり、かなり大変だったと思いますが、良い経験になったのではないでしょうか。投げ出さずに良く頑張ってくれました。
厳しい言葉でやり直しの指示をして心苦しい思いもありましたが、予想以上に頑張ってくれた結果、凄く良い仕上がりになっていて驚かされることもありました。
4年生になると皆さんかなり責任感とやる気と根性が付いてきているのを感じます。日頃の武市先生の厳しい指導のお陰ですね。
今回は数回の打ち合わせと絵コンテのプレゼンの結果3年生がデジタルサイネージ制作、4年生が高校生に向けたキャンパス紹介用のドラマ制作を行う事になりました。
昨年度までは、4年生が中心となりテレビCMを制作して参りましたが、今年度は新しい試みです。
3年生は全く何も経験の無い状態で制作に挑まなくてはならず大変だったとは思いますが、何とか完成させることが出来ました。
4年生は歴代初めてのドラマ制作でしたが、一致団結して半年間頑張ってくれました。
全体的な流れの指導や本編撮影時のカメラオペレーション、映像編集でのサポートを津村が行っておりますが、プロデューサー、監督、カメラ機材照明班、制作進行係、キャスト、小道具大道具班、映像編集班などの作品制作に関わる作業は全て学生が行っております。
簡単に言うと津村は制作の流れや映像制作の基本を教えたら、後は全て学生に自主的に行ってもらっております。
後はひたすらダメだしをしなげればならないので心が痛みますが、学生の皆さんは一生懸命頑張ってくれるのでとても頼もしいです。
一番大変なのはプロデューサーを頂点に学生が一致団結して作業を進められる事ができるかです。
就職活動も行いながら時間の無い中作業を行わなければならず、スケジュール調整が毎回かなり大変になります。
6ヶ月間の制作授業の大まかな流れです。
1.まずは映像制作の流れ、制作の進め方の説明 ・デジタルサイネージ、youtube等の活用方法の説明を致します。
2.数回に及ぶ絵コンテプレゼンを経て映像制作案の絞込みをします。
3.映像制作案確定後、スタッフの役割分担を致します。
(プロデューサー、監督、カメラ機材照明班、制作進行係、キャスト、小道具大道具班、映像編集班)
4.撮影準備(シナリオと撮影カットの絵コンテ制作、カット割りを細かく決めます)
5.撮影準備の進行状況の最終確認、撮影打合せを行います。
6.撮影
・本編は業務用撮影機材を使用し延べ8日間撮影
(スタビライザー、小型クレーン等を使用、レンズもシーンに合せて変更しながら撮影します)
・部活などのシーンの撮影はハンディカメラで数日間撮影
(学校の撮影機材で学生のみで撮影します)
・ナレーション収録
7.映像編集(学校にある編集機を使用し編集作業をします)
・使うシーンをピックアップし、カット編集をします。
・合成用素材、特殊加工素材 ・ナレーション・BGM・効果音を組み合わせます。
8.何度もプレビュー確認と編集の修正を行い完成データを書き出しyoutubeにアップロードします。
以上で制作が完了します。
プロデューサー:小木曽さん
*今回の脚本も書いてます 。
監督:内海君
撮影当日の様子です、写真は全て学生が撮影したものです、手の空いている人が交代しながら撮影しました。
本編撮影1日目 名古屋キャンパス
プロデューサー:小木曽さん 監督:内海君を中心に撮影スタートです。
プロデューサーの小木曽さんは脚本も書いてくれました。
いよいよ撮影開始です。機材の組み立て方を説明し準備します。
小道具班も頑張ってます
小型クレーン撮影は何度もやり直しました。
台車はとても重宝します。
カット割りの絵コンテ
キャストも熱い中頑張りました。
本編撮影2日目 三好キャンパス
本編撮影3日目 三好キャンパス
長時間炎天下での撮影、一番過酷な撮影となりました。
三好キャンパスはとても広くて施設も充実しているので撮影場所に回るだけでくたくたです!
プールでの撮影 スーパースロー撮影です
テニス場での撮影
スタビライザー撮影です。
野球場での撮影
ゴルフ場での撮影
スポーツジムでの撮影
カフェテラスでの撮影
銅像前での撮影
広場でオープニングシーンの撮影
校門でオープニングシーンの撮影
三日目の撮影終了!みんな日焼けしながら長時間頑張りました。